URIEL
絢貴亮介(アヤキ リョウスケ)
「もっと普通にならなければ」と思っていました
子どもの頃から、人見知りでした。
人前で話すことが苦手で、人の目を気にし、場の空気を敏感に感じ取る。
考えすぎてしまったり、自分の気持ちより周囲を優先したりすることも少なくありませんでした。
「もっと普通にならなければ」
「こんな自分ではダメなんじゃないか」
そんなふうに、自分自身を否定していた時期があります。
繊細なのに、新しいことには強く惹かれる。
人と関わりたいのに、疲れてしまう。
じっとしているより動きたいのに、刺激を受けすぎると一人になりたくなる。
今振り返ると、HSPやHSS型HSPと呼ばれる特徴にも、自分自身かなり重なる部分があります。
また、昔から人にはうまく説明しにくい、不思議な感覚や体験を持っていました。
そうした部分を人に見せるより、
「もっと普通になった方がいい」
と、自分の中にしまい込んできたのだと思います。
人前で話すのが苦手なのに、教師になりました
大学卒業後、公立小中学校の教師になりました。
人前で話すことが苦手だった私にとって、毎日子どもたちの前に立つ仕事は、決して簡単なものではありませんでした。
教師になってからも、授業、学級経営、人間関係など、何度も壁にぶつかりました。
30歳頃には学級経営で大きくつまずき、心身のバランスを崩した経験もあります。
当時は、
「教師なのだから、もっと強くならなければ」
「うまくできない自分が悪い」
と考えていました。
でも、その経験があったからこそ、人が外から見せている姿と、その内側に抱えているものは同じではないということを、深く意識するようになりました。
心理学、カウンセリング、コーチングを学ぶ
自分自身の生きづらさと向き合う中で、心理学、カウンセリング、コーチング、NLPなどを学び始めました。
大学院では国際教育について学び、教師として働きながら、人間の発達、教育、心理、自己理解への探究を続けました。
心理カウンセラーやライフコーチとして専門的な訓練を受け、カウンセリング、コーチングの実践も重ねてきました。
けれど、学べば学ぶほど、一つのことに気づくようになりました。
自分の人見知りも、繊細さも、強い好奇心も、人とは少し違う感覚も、
全部なくす必要はなかった。
必要だったのは、
自分を否定することではなく、自分を理解することでした。
「人見知りのまま、解放される」という体験
2008年、学校の謝恩会で歌うことになったことをきっかけに、ボイストレーニングを始めました。
その後、ライブハウスや野外音楽堂で歌ったり、オーディションを受けたりするようになります。
さらに、インプロ(即興劇)、即興スピーチ、カラオケなど、これまでの自分なら避けていたような表現活動にも挑戦しました。
そこで、とても大きな発見がありました。
私は、人見知りではなくなったわけではありません。
それでも、
人見知りのまま、自分を解放することはできる。
そう実感したのです。
「欠点をなくしてから人生を始める」のではなく、
今の自分のまま、自分の枠を少しずつ広げていく。
この経験は、その後のURIELの考え方にも大きくつながっています。
30年以上、人を見てきました
公立小中学校の教師として30年以上、さまざまな子どもたち、保護者、教師と関わってきました。
教育現場で身についたのは、単に勉強を教える技術だけではありません。
その人は、どこでつまずいているのか。
どんな環境なら力を発揮できるのか。
得意と苦手の差はどこにあるのか。
本人もまだ気づいていない強みや才能は何なのか。
言葉になっていない違和感の奥には、何があるのか。
同じ方法を全員に当てはめるのではなく、
「この人には何が起きているのだろう」
と、その人自身を見ること。
これは、教師として長く人と関わってきた中で培われた、私の大切な視点です。
2020年、教師を退職して独立
2020年、公立学校教員を退職し、独立しました。
URIELは、人見知り、緊張、自信のなさ、生きづらさなどに悩む人をサポートするところから始まりました。
しかし、多くの人と関わり、自分自身についても探究を続けるうちに、その奥にはもっと大きなテーマがあることが見えてきました。
それが、
「自分は何者なのか」
という問いです。
人と違うことに悩んでいる人の中には、
繊細すぎるのではなく、非常に高い感受性を持っている人がいる。
考えすぎなのではなく、非常に深く考える人がいる。
落ち着きがないのではなく、強い好奇心と行動力を持っている人がいる。
周囲になじめないのではなく、そもそも世界の感じ方が違う人がいる。
そして、高い能力と苦手さを同時に持つ人もいます。
ギフテッド。
HSP。
HSS型HSP。
2E。
発達特性。
名前はさまざまです。
大切なのは、名前に自分を押し込めることではなく、
自分がどんな人間なのかを理解するために、その言葉を使うこと
だと考えています。
URIELが一般的なコーチングやカウンセリングと少し違うところ
URIELでは、悩みをなくすことだけをゴールにしていません。
カウンセリングの視点から、これまでの傷つきや生きづらさを整理する。
コーチングの視点から、これからどんな人生を生きたいのかを考える。
教育の視点から、その人の発達、才能、得意・不得意、環境との相性を見る。
そして、自分自身も人見知り、繊細さ、生きづらさ、自己否定を経験してきた当事者として、その人の言葉を受け取る。
URIELでは、
理解する 整える 才能や特性に気づく 自分の力として使えるようにする
という流れを、一続きで考えています。
「普通」に戻すための場所ではありません
人には、ときどき既存の心理学や一般的な言葉だけでは説明しきれない感覚があります。
強い直感。
人には話しにくい体験。
独特の世界の感じ方。
なぜか昔から持っている違和感。
私は、そうしたものをすぐに否定したり、無理に一つの答えへ当てはめたりしません。
私自身も長い間、
「本当の自分を出したら、変な人だと思われるのではないか」
「もっと普通になった方がいいのではないか」
と思っていたからです。
URIELは、誰かを「普通」に戻すための場所ではありません。
人とは違う感覚や才能を持ったまま、自分自身を理解し、自分の人生を生きられるようになるための場所です。
専門資格・トレーニング
※資格・教育活動の一部は本名「道越久悟」名義です。
- 日本メンタルヘルス協会 公認プロ心理カウンセラー
- アラン・コーエン認定ライフコーチ
- 米国NLP協会認定 ビジネスマスタープラクティショナー
教育・実践経験
- 公立小中学校教員30年以上
- 国際教育修士
- 小学校教諭専修免許
- 中学校・高等学校教諭一種免許(数学)
- カウンセリング・コーチングの実践経験
- 子ども・保護者・教育関係者への長年の支援経験
著書
『人生は「プレイショップ」』
~遊びながら自分を取り戻す32のスイッチオンなりきり法~
著者:絢貴亮介
人見知りだった自身の経験をもとに、遊びや表現、新しい体験を通して、自分を少しずつ解放していく方法をまとめたKindle書籍です。現在のURIELにつながる、「遊びながら自分を取り戻す」というテーマの原点の一つです。
『願望を実現するライフコーチ』
~自分で自分の人生を歩む方法~
著者:道越久悟
自分自身と向き合い、自分の人生を自分で選び、歩んでいくための考え方をまとめたKindle書籍です。
教育 × 心理 × コーチング × 当事者経験 × 人間の未知への探究
教師として人を見てきた経験。
心理・カウンセリング・コーチングを学び、実践してきた経験。
自分自身が「普通にならなければ」と苦しんできた経験。
そして、人間にはまだ説明しきれない可能性があるのではないかという探究。
それらを組み合わせながら、
規格外の人が、封印した自分を取り戻す。
そのための活動を続けています。
絢貴亮介(アヤキ リョウスケ)
※教育・資格・研究等の公的活動では、本名「道越久悟」名義を使用しています。