人見知り解消 目標達成コラムcolumn

人見知りを10倍魅力的に見せる3つの方法

 よく話を聞くのは、人見知りの性格を変えようという話です。自分自身も人見知りで、その人見知

りを何とか克服しようと考えていたのですが、自分の性格自体にだめ出しするというよりも、そのよ

さに気付くという方向が自分にとっては合っていたので、それを皆さんにお伝えしたいと思います。

 どう魅力的に見せられるかということです。3つあります。まず、恥ずかしいということを表現す

るということです。「はずかしいな」とまず言ってしまう。言う前に、自分が恥ずかしいということ

を感じているというか気付いていると思うのですが、そのことを言ってしまうということです。恥ず

かしいということを周りの人に悟られないようにしようということを思ってしまうと、表情に表さな

いようにしようとして無表情になってしまう。無表情になってしまうとどういう風に思われてしまう

かというと、この人は何を考えているのか分からない、周りの人から見ると警戒されてしまう。人間

っぽさを感じなくなってしまう。自分が思っていることとか感じていること、この場合は、恥ずかし

いと感じているわけだから、それを言ってしまうことによってその人の人間的な魅力の一つになって

しまうということになります。ですから、それをまず言ってしまう。それに続いていることですが、

体の変化を感じることがあると思います。

 たとえば、体が震えるとか、顔が赤くなるとか、手に汗がにじむとか。そういうことを自分が感じ

ることがありますよね。そうしたら、その感じたことを言ってしまう。それも魅力になるわけです。

見ている人は、それをたとえばかわいいと思ったり、その人の意外性というかギャップを感じたりと

か、あまりその人本人が思っているほどマイナスにはならなくて、むしろプラスになることの方が多

いですね。あんなに完璧だと思っていた人が、実は私と同じように緊張するんだなとか、こういうこ

とが恥ずかしいと感じるんだなと分かると、結構いいですよ。恥ずかしいということを出してしま

う、表現してしまうということです。恥ずかしくて自然に出てくる表情とか行動をそのまま表現し、

恥ずかしいんだなあと相手に伝われば、あなたの魅力は自然と伝わることを信じるということです。

 2つ目、あなたが好きなことをしましょう。あなたが好きなことですね。まず好きなことを紙に書

いてみましょう。できるだけ多く。そして、やりたい順番に番号を付けてみます。そのことについ

て、できたら一番は、時間を忘れてやってみてください。普段の生活の中で、自分で使える時間があ

ったら、その自分の好きなことにできるだけたくさん時間を費やしてやってみるということです。そ

うすると、楽しいし、詳しくなります。いわゆる「何とかおたく」のようになりますね。これは、人

見知りの人にとっては、プラスです。この「おたく」になるということは。自分の好きなことを深め

ていく、突き詰めていけるということは、外向的というか、興味がいろいろな方にいく人にとって

は、一つのことをずっとやっていくというのは難しいと思うので、そのものに対して、自分が興味の

あることに対しては、あまり苦もなくできるのではないかと思います。

 そして、その好きなことについて話してみる、自分が発信していくとその人のよさが、表情とか、

特に目がきらきらしているとか、夢中になってやっているとか、そういう風にして伝わっていきま

す。そうすると、同じ趣味の仲間が増えてきて、自然とあなたの周りにあなたが心地よいと感じる

人が集まってくるので、どんどんどんどん自分の好きなことを発信していく、その姿があなたの美

しさになるのだということに気付いてほしいです。

 それが一度クリアされると、次回、次の場合、今までと違うイメージが浮かんできます。前の失敗

のイメージから違うイメージに変わると思います。そのイメージが出てきたときに、変化を味わって

ほしいです。そのイメージ通りにいくということがある場合もあるし、ない場合もある。ポジティブ

なイメージが浮かんでくればそれを否定することもないと思うので、行動もスムーズになると思いま

すから、だんだん人に声を掛けようか、どうしようかなど考えずに、無意識で行動できるようなりま

す。是非遊び感覚で実験だと思ってやってみてください。お金も掛かりませんし、仮にうまくいかな

くてもそれも練習になります。次回、イメージが出てきたときに、今度はこの前と違うパターンで話

しかけてみよう、声のかけ方を変えてみようとか、いろいろアプローチの仕方を変えるという楽しみ

があると思います。人と人が触れ合うということの楽しさがだんだん感じられてくるのではないかと

思いますので、日々の何気ない日常を楽しんで生活してみてください。