人見知り解消 目標達成コラムcolumn

人が怖くなくなる実験をしよう!


日本では、二人に一人が人見知りだという調査結果が出ているということを聞いたことがありますが、そんなにたくさんいるんですよね。これを読んでいる方も、自分は人見知りだと感じている方が多いのではないかと思います。

人見知りというのは、自分から積極的になかなか人の中に飛び込んでいけないとか、話し掛けていけないとか、心をなかなか自分からオープンにできないという方ではないかと思います。だいたい行動する前に、自分の中に何かイメージが浮かんできて、それがあまりいいイメージではないんですよね。いいイメージが浮かんでこないので、なかなか知らない人の所に飛び込んでいけないというか、何かよくないことが起きるのではないかというような不安がどこかにあって、尻込みしてしまうというパターンが多いのではないかと思います。そこをあえて逆手に取るというか、それが実はチャンスだということをお話ししたいです。それを実験というように捉えて、ここはいいチャンスだ、実験するチャンスだと捉えて行動を変えてみたらどうかと思います。

たとえば、知らない人に話しかけるタイミングがきたとします。そしたら、自分の心の中に、悪いイメージが浮かんできたとします。こんな風に話し掛けたらうまくいかないのではないかとか、うまくいかないイメージが出てきた時に、本当にそういうことが起きるのだろうか、本当に今イメージしていることが実際に起こるだろうかというような実験を遊び感覚でやってみるということです。うまくいかないのは当たり前だということです。

イメージしていたのがそのままになったら、まあそうだと。最悪そこだと思っていれば、実際のところ、そういう悪いイメージではなくて、うまくいくというか、楽しい時間というか、その方とすごくいい人間関係が築けるいいチャンスかもしれないので、これは実験ですね。やってみてください。百回ぐらい。百回ぐらいやってみて実際のところ、自分がイメージしていたところがどれくらい実現というか、イメージがリアルな状態で表れてくるのか。自分も数え切れないくらいやってきたわけですけれども、ほぼ自分がイメージしていた通りに実際になることはありませんでした。自分がイメージしたのが幻想だったと。何かしらメンタルブロックが自分の中にあるんですね。それが、表面化している状態だと捉えることができます。ですから、表面化しているということは、そのメンタルブロックを外すチャンスなのです。自分は、まだそういうことが浮かんでくることがありますが、浮かんできたときには、また出てきた、違うタイプのものが出てきたと思い、実際にそうなるのかと実験をやってみるチャンスだと捉えて、行動するようにしています。

それが一度クリアされると、次回、次の場合、今までと違うイメージが浮かんできます。前の失敗のイメージから違うイメージに変わると思います。そのイメージが出てきたときに、変化を味わってほしいです。そのイメージ通りにいくということがある場合もあるし、ない場合もある。ポジティブなイメージが浮かんでくればそれを否定することもないと思うので、行動もスムーズになると思いますから、だんだん人に声を掛けようか、どうしようかなど考えずに、無意識で行動できるようなります。是非遊び感覚で実験だと思ってやってみてください。お金も掛かりませんし、仮にうまくいかなくてもそれも練習になります。次回、イメージが出てきたときに、今度はこの前と違うパターンで話しかけてみよう、声のかけ方を変えてみようとか、いろいろアプローチの仕方を変えるという楽しみがあると思います。人と人が触れ合うということの楽しさがだんだん感じられてくるのではないかと思いますので、日々の何気ない日常を楽しんで生活してみてください。